公務員の仕事のやりがい

元公務員

お疲れ様です、リトです。私は公務員を辞めた身ではありますが、今回は国家公務員の仕事のやりがいについて書きたいと思います。色んな観点でのやりがいは巷に溢れていますが、私が感じたのは主に以下2つです。

1.組織の外に出ると、自分より役職が上の方、年配の方と接することが多い
2.行政機構の中枢を垣間見ることができる
それぞれ見ていきましょう。

1.組織の外に出ると、自分より役職が上の方、年配の方と接することが多い
 これのどこがやりがいなのか?ですが、やはり自分より経験値が上の方々と接する機会というのは若手の時には大事で、経験値の差を埋める為にその分勉強するなりして自分のレベルを上げておく必要があります。これが良い緊張感となって、自分自身の成長スピードを早めることは良い点です。
 また、同じ組織でも本省と呼ばれる霞が関から地方支分局に出向したときなどは、年上の部下を持つことも少なくありません。そうした方々とうまく連携しながら組織の成果を最大化していく経験を若い頃から積めることは魅力の1つだと思います。

2.行政機構の中枢を垣間見ることができる
 これは自分の省庁の政務三役と呼ばれる大臣・副大臣・政務官であったり、官邸でのハイレベル会議などに偉い人にくっついていくときは、その他 内閣の幹部に出くわしたりします。やはりそういった場では、シャキッとするというか、身の引き締まる思いがします。役人の幹部(=事務次官以下の国家公務員)もかなり気を遣って対応していますので、厳かな雰囲気を感じますね。
 なんだかんだで日本の中枢をちょっと感じることができる点は、やはりやりがいの1つと言って良いでしょう。
 他方で、少し脱線すると、日本は議員内閣制を採用しているので、実質的に国会議員が行政府の長に就くことで、本来立法府に属する議員が行政府にも強大な権限・影響力を有する、という状況は果たして望むべき姿なのかどうか、ちょっと分からなくなるときがあります。よく言う話ですが、公務員サイドからすると、『我々は大臣に勤めているのではない。国民に勤めているのだ。』って奴ですね。
 なんとなくですが、最近の政治は停滞感というかうまく行っていない感じが凄いので、このあたりの三権分立の在り方くらい根本的な部分に立ち返って、あるべき姿について議論しても良いかもですね。

 はい、最後は盛大に脱線してしまいました。スミマセン。まぁでも時々こうした根本的に今の政治システムでやっていって大丈夫なのか?的な話は個人的には追っていきたいテーマではあるので、たまには取り上げたいと思います。自分自身不案内なところは沢山あるので、勉強しながらやっていきたいと思います。

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