転職者が直面する困難の乗り越え方

転職

どうもリトです。
 転職してすぐに新しい職場で順風満帆で問題なく活躍できる人、というのは結構レアだと思います。
大なり小なり苦しく辛いときは訪れると思います。そこで、今回は思うようにいかず不安になる時期をどう乗り越えていくか、について書いていきたいと思います。なお、私自身が公務員から商社に転職して困ったことについては、以下に纏めていますので、ご参考まで。
公務員から商社に転職して困ったこと | リトログ 元公務員商社マンのコツコツ人生 (ex-public.com)

早速ですが、考えられる対応は以下の4つかなと思います。体感効果の低い順に並べています。
それぞれ理由と共に内容を見ていきましょう。

①休日に気分転換に外出する
②新しい職場の人達と飲みに行く
③仲の良い友達と飲みに行く
④正面から仕事に取組み成果を上げる

①休日に気分転換に外出する
 平日に疲れが溜まってしまい、週末は殆ど寝て過ごす、みたいな方もいるかと思いますが、やはり少しは外に出て日光浴びて気分転換した方が良いですね。勿論睡眠も大事なのですが、ちょっと仕事以外のことに目を向ける時間を持つことは意味がありますね。緑の多い公園とかお勧めです。鳥のさえずりでも聞いていると心が落ち着いてきます(私だけかもしれませんが…..)。
 ただ、そう書きながら恐縮ですが、効果は一時的です。結局、平日になるとまた苦悩の日々が戻ってきますので、根本的な解決には至らないな、というのが私の感想です。

②新しい職場の人達と飲みに行く
 これは少し注意が必要な一手です。大人数の飲み会ではなく、Max 4人くらいの少人数の会に限定した方が良いと思っています。やはり大人数の会だと、知らない人に囲まれる状況になるので、逆に疲れが溜まってしまいます。一方で少人数の飲み会であれば、ある程度ちゃんと話を聞いてもらえますし、職場での過ごし方でタメになるアドバイスを貰えたりします。まぁ、意味ある情報を得られるかも、でもちょっと気疲れする、ということでプラマイ少しプラスくらいのイメージです。

③仲の良い友達と飲みに行く
 これは緊張感ある今の職場関係の人たちではなく、前の職場や学生時代の友人と飲みに行くパターンです。基本的には周りの人たちはキャリアアップとして転職したと思っている状況下、悩んでいる現状を吐露し、ある意味かっこ悪い姿をさらすことになるので、何でも言える信頼できる友人、というのが前提となります。
 次の日からすぐに役立つ実用的なアドバイス、とかはあまり得られませんが、気の置けない友人と話しこむ中で、転職を決断したときの気持ちを改めて確認することができます。また、周りから見ると自分が悩んでいることは結構小さなことであることに気づくこともあります。

④正面から仕事に取組み成果を上げる
 それができないから困っているんだけど、、という声も聞こえてきそうですね。はい、でもやはり、仕事の悩みは仕事で解決するしかない、というのが真実だと思います。小さくても良いので自分ができる仕事の範囲を広げ、自己効用感を高めていくことが一番の対応になると思います。
 また、仕事で不安を感じるのは、自分で対処できるか分からない・自信がないタスクが目の前にあることが多いと思います。ただおそらく、転職者にいきなり超難易度の高いことが割り当てられるとも考えにくいので、是非そのタスクに対する周りの期待値を適切に把握することをお勧めします。同じようなタスクを抱えている同僚はどの程度のアウトプットレベルか、どの程度の時間軸で捌いているか、それに対する上司の反応はどんな感じか、よく観察してみることです。案外、大した仕事はやっておらず、単に慣れの有無だけが差異であることに気づくこともあります。
 逆に、明らかに自身のスキルが足りていない、という状況であれば、できることは自身のレベル上げか、タスクのレベルを下げて貰うように相談する、の2つですね。実力を買われたはずの中途入社の立場で、タスクのレベル下げを上司にお願いするのは勇気が要りますが、冷静に考えて妥当と思う場合は、やむ無しですね。無理して頑張り続けてメンタルを壊したら元も子もありませんので、事実は事実として冷静に受けて止めて対応する必要があるかと思います。ちょっと厳しい話ですが。この手の相談をするときは、ちゃんと理由もセットで伝えることが大事だと思います。財務の知識が足りなくてできません、とか。そうすると、こういう研修を受けたら良い、とか相談された側もレベルアップに繋がるアドバイスを提示しやすくなりますので、良質なコミュニケーションが取りやすくなります。

 以上となります。いかがでしたでしょうか?結局のところ、自分の努力で乗り越えなければならないことが多い点は、残念ながら真実だと思います。勤怠管理とか新しい会社のシステムの使い方、とかそういう些細なことにも脳のキャパを奪われている転職者にとっては本当に負荷がかかりますが、ウルトラCは無いので、めげずに1つずつやっていくしかない、ということですね。
 

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