OB/OG訪問について考える~受ける側の気持ち~

商社マン

どうもリトです🔦

今回は新卒・中途入社問わず採用プロセスに進む人が取る必須アクションと言っても過言ではないOB/OG訪問について、特にOB/OG訪問を受ける側(申し込まれる側)の気持ちにハイライトして書いて行きたいと思います。

私の意見が世の中でOB/OG訪問を受ける方々の意見を代弁し切れているかは謎ですが、ある程度回数が多くなってくると、こちらもそれなりの時間を割くことになりますので、率直にOB/OG側がどう思っているか書いてみたいと思います。

私もそれなりの数の訪問を受けてきましたが、正直微妙だったなと思うときもあります。どんなときに良い印象が残るのか、逆にどんなときに悪い印象だったのか、掘り下げていきますね。

良い印象が残るとき

まずこれは当然のことですが、キッチリしていること、マナーがきちんとしていることが大事です。

例えば開始時刻を守る、ちゃんと敬語を使える、とかですね。見落としがちなポイントとしては、終了時刻も意識してください。ダラダラと引き延ばされると困ってしまいます。

服装については別にスーツを着てほしいとは一ミリも思いませんし、不要です。外形的なことよりも、ちゃんと相手の話を聞こうという姿勢が感じられることが大事です。

それから、自分が会社に入った後に働く姿をイメージしようとしている感じが伝わってくると、なかなか良い印象が残ります。表現が難しいのですが、会社に関する情報は巷に溢れているのですが、実際に働いてみるとどうなのか、自分が働いた時のイメージの輪郭を作っていくような感じで会話なり質問してくる人は、真剣に考えている感じが伝わってきて良い感じです。

悪い印象が残るとき

基本的には、良い印象が残るときの逆です。

最初からちょっとダルそうな雰囲気があったり、変に馴れ馴れしかったり、とりあえず手当たり次第申し込んで面談セットしたけど当日どうるするかあまり考えていなかった、という方に遭遇することもありますが、正直早めに切り上げようと思ってしまいます

それからオンラインでのOB/OG訪問も最近ではよくあるかと思いますが、面談用のリンクを自分から送ると言って送ってこない方、オンライン前提なのに騒がしい場所にいる方、などは『一緒に働いてもこんな感じなんだろうな』って思ってしまいます。

また、なんというか、ホントに白紙委任と言うか、ちょっと調べれば分かるようなことを聞いてくる方もイマイチです。正直、『ネットで簡単に拾える情報を聞くなら、わざわざOB/OG訪問という手段の取る必要ないだろ』って思います。

加えて、『そんなの分かんねぇよ』と思う質問です。例えば、私の場合の代表格は、『他商社との違いは何ですか?』ですね。他商社からの転職者に聞くなら分かりますが、1社しか勤めていない人に聞くのはナンセンスです。こっちだって分かりませんので、なんとなくの回答しかできません。

それに、この質問ってただ単に面接対策の一環で聞いているだけな感じがして嫌ですね。正直、『比較できるポジションにいる私ではなくて、複数の商社に勤めている人にOB/OG訪問できるあなたですよね?自分で情報収集、比較検討のうえ、自分なりの答えを導き出してください』と思います。

勿論、こんな冷たい返しはその場ではしないですが(笑)、内心はわりとこういう気持ちです。

あと、対策本か何かに書いているのか知りませんが、『御社を一言で表すとなんですか?』とか聞いてくる方も苦手です。正直何が知りたいのか、さっぱりわかりません。その場で思いついたことを適当に回答しますが、茶番です。一従業員にそんな大上段から質問をぶつけても、却って来る答えにあまり意味はないです。

せっかくのOB/OG訪問という、面接という選考の場はない位置づけで、他人ではあるけれども一応は繋がりのある人と話す時間を、こういう意味の分からないやりとりで費やすのは本当に無駄だと思います。よく分からん質問には、それっぽく聞こえるけど適当な回答しかできないのですが、それで『大変よく分かりました』とか言われるとすごく不安になります。。。

おわりに

なんか『悪い印象が残るとき』の方が圧倒的に文量が多いですね…..すみません。このままではタダの愚痴になってしまいかねないので、『じゃあ何聞けば良いんだよ?』という質問に私なりに回答しますと、『業務経験』です

『良い印象が残るとき』にも通じるところがありますが、社員が日々どういう業務を行っているか、そのリアルを知ることで自分が働いてみたときのイメトレをしてみる。そこで”しっくりくる”ようなら面接を受けていただきたいですし、”なんか違うな”ということなら見送る、という物差しにしていただけると良いのではないかなと思います!

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