どうもお疲れ様です。リトです🔦
今回は、『転職を考えているけれど、公務員の職場経験しかない自分が語れる強みが何か分からない』という方に向けて、意外と自分では気づかない公務員の強みについて書いて行きたいと思います。
少し地味なところもあり、転職面接の場でのアピール方法は別途考えなければなりませんが、その点は一旦脇に置き、民間企業で働いてみて感じた『公務員ってこういうところ優れていたな』という点を挙げていきます。それでは早速行ってみましょう。
- 論理的
- 組織的
1.論理的
やはり常に根拠を求められる仕事をしているせいか、論理的な人が多かったように思います。
公務員の仕事って、法令との整合性や過去の国会答弁との整合性など、とにかく論理が崩壊していないか、という点に神経使います。そのせいか、普段の仕事においても論理的整合性チェックを自分自身の頭の中でやっている人が多かったように思います。
これって結構大事なことです。『とにかく分かっていることを全部伝える』みたいなスタイルで、よく喋る人がいたりしますが、聞かされる方はけっこう苦痛です。結局こちらの頭のリソースを割いて、状況整理を行なわければなりません。。。ただ、なぜか話している本人はドヤっていたりするので困りものです。
またもう1つ関連して地味にポイント高いのが、相手のレベルに合わせて話せる人が多いことですね。自分の上司、局長、大臣、議員、他省庁、と場面によって相手の理解レベルに合わせてうまく話す人が多いです。
これまた大事です。相手のことを考えて話せない人は意外にも多いですから。
面接ではこうした強みは、あからさまにアピールするというよりは、自然と面接官にそう感じさせるものなのでしょうね。自分から、『私は論理的です』とか言うと『おやっ?』と思われそうなので、気を付けましょう。寧ろ、普段通り理路整然と話せば、それだけでOKです。
本題から逸れますが、プレゼンはちょっとイマイチな人が多いですね。会議の場で資料をそのまま読み上げるだけだったりする人は公務員の方が圧倒的に多かったです。なんというか、”会議という場を支配する”能力は改善点かもしれません。。。
2.組織的
次は組織的な仕事の進め方です。公務員の仕事って、色んな情報の”とりまとめ”がめちゃくちゃ多いのですが、この”とりまとめ”を実行するうえでの組織的な動き方は、実は強味かもしれないです。
抜け漏れなく、必要な情報を集めてアウトプットを出すにはどうしたら良いか、時間軸はどうか、こうした初期段階での設計をしっかりやっている人が多いです。
民間企業では、けっこう属人的なやり方が多いように感じましたが、作業を振られる側も振り回されるのは嫌なので、手戻りなくちゃんと仕事を進めてくれる人、というのは安心感あります。組織のリソースを効率的に使える、というのは会社にとっても勿論プラスです。
面接ではどうやってアピールするかは、ちょっと難しいですが、普段何気なく自分がやっている業務も改めて客観的に分析してみると、自分なりの『工夫』とかアピールポイントが見つかるかもしれないので、自分は大した仕事はしていないなどとは思わずに分析してみると良いと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか?一見地味ではありますが、今回の記事に書いたようなポイントって、普段の仕事をやっていくうえでは大事なポイントだと思います。面接では、なんとなく派手なアピールができる候補者が有利になる傾向にあるような気もしますが、どの企業も殆どはけっこう地味な業務なはずなので、今回の記事に書いたようなポイントがもっと評価されたら良いのにな、と思います。。。