どうもお疲れ様です。リトです🔦
急に暖かくなりましたね。春の訪れは嬉しいですが、花粉が辛い季節となってきました😷
今日は少しテイストを変えて、総合商社も国家公務員もあまり関係ないですが、商社でも公務員でも良く聞かれていた『今日の面談ってネクタイどうする?』という質問を題材にしたいと思います。
私は基本的にネクタイつけるかどうかは各自判断すれば良いと思っているので、特にこの質問を上司からされると『なんで私に聞くんだろうか?』と感じてしまいます。。。はい、ということでこの質問に苦手意識あります(今も)。
まぁでも聞く側の気持ちも勿論分かりますので、ネクタイ議論をネタに日本企業の価値観について考察深めるという試みをやってみたいと思います。
1.ネクタイ装着はマナー
2.ネクタイの機能(見た目以外)
3.一人だけ違うことするのが嫌だという心理
4.結論
1.ネクタイ装着はマナー
スーツにネクタイ装着がビジネスフォーマル、という考え方は20世紀にイギリス、アメリカを中心に広まったようです。
この流れを受けて、日本でもとりあえずビジネスフォーマルといえばスーツ+ネクタイ、という共通認識は根強いものがあるかと思います。
江戸時代までの日本人の服装とは全く異なりますが、グローバリゼーションのなかで日本のビジネスシーンでも欧米風のカルチャーがベースとなったということですね。
昨今で言うと、ネクタイ装着が絶対的なマナーという感覚は少し緩んでいるような気がしています。
特にコロナを受けてリモートワークが増え、働き方が多様化するなかで、服装だけ変に厳しい、という事態にはあまりなっていないですね。
ただ、社内の人とだけで業務を進める場合はそこまで服装に気を遣わなくても良いですが、大事な客先面談に際しては、やはりビシって決めて信頼を勝ち取りたい、意識が働くことは分かります。
上記から考えると、ネクタイ装着はビジネスフォーマルでマナーだ、という意識があれば、特に大事な商談などの場ではネクタイつけるということで良いでしょう。
つまり、自社チーム内で結果は出せるはずですし、役職が上位者の方こそ強い意志をもって決めればよい話です。
ということで、この場合、上司は部下に『どうする?』と聞くのではなく、スタンス(ネクタイする/しない)を明示すべきです。
2.ネクタイの機能(見た目以外)
続いて、見た目以外の機能面からネクタイの有用性を考えたいと思います。
機能、、、ちょっと暖かくなる、くらいしか浮かばないですね。正直。。。でも暖をとるなら全然マフラーとかの方が優秀です。
何かあるのでは?と思い、少し起源を調べてみると、ネクタイのルーツは17世紀のクロアチア騎兵隊が着用していた「クラヴァット(cravat)」で、単なる防寒目的ではなく、軍隊の象徴や身分の誇示のために着用されていたそうです。
ということで、機能面に着目してネクタイ要否を論じると、まぁ不要ということになるでしょう。
少し脱線しますが、スーツ+革靴も機能的には、なかなか今のPCを使い倒すホワイトカラーの仕事に合っていない気がします。
動きにくいですし、肩が凝ります。。私の職場はビジネスカジュアルで良いので、普段はあまりスーツを着ないですが、やはりその方が楽だなと感じずにはいられません。。
まぁでもこの記事でスーツ+革靴にまで踏み込むのはやめておきましょう。
3.一人だけ違うことをするのが嫌だという心理
さて、いよいよ本題に迫っていきます。
冒頭の『今日の面談ってネクタイどうする?』という問いは、この心理から来ているものが殆どではないかと思います。
『1』『2』の考察に基づくと、機能面で考えてネクタイは不要であるが、ビジネスフォーマルを重視する局面ではネクタイ着用する、ということですが、まだまだ曖昧さが残るため、結局この質問が来てしまいます。
自分で判断するのはリスクなので、周りに合わせておけば問題ないだろう、というスタンスですね。
まぁ分かりますが、上司が部下に合わせるというのもカッコ悪いので、できれば上司の方から指示して欲しいものです。
そして時々ある更問が、『先方はネクタイ着用だっけ?』です。
『相手に合わせる』ことこそが究極のリスクマネジメントという解から来ているものですね。
分からんでも無いですが、これをそのまま客先につなぐと、相手も確固たるスタンスが無い場合、曖昧な回答(たぶんする、でもたまにしないときがある、みたいな回答)が返ってきてしまいます。
相手側も担当者レベルでは上司のその日の装いまでは把握しきれていないということでしょう。
この状況になると最悪ですね。一か八か、有り無しを担当者で判断して攻めるか、どうか。。。
合理的に考えるのであれば、ここまで来て判明することは『誰も確固たるスタンスを持っていない』ということなので、担当者で有り無し決めてしまって、参加者に一斉通知しておく、というのがリスクマネジメント上は有用かと思います。
心理的に、『相手がネクタイ有・こちらがネクタイ無』 より、『相手がネクタイ無・こちらがネクタイ有』の方が楽な気がするので、結局ネクタイ有という方向に流れる人が多いと思いますね。
まぁでもおそらくですが、事前に相手方にネクタイ有無の確認を求める方は、基本的にはネクタイ締めるのメンドイと感じており、相手がノーネクタイならラッキーくらいに思っている方が多いのではないかと思います。。。
4.結論
さて、長々と書きましたが、まず上司の方々は部下に対して『今日の面談ってネクタイどうする?』という質問を投げかけるのではなく、有り無しのスタンスを明示しましょう。
『今日の面談はびしっと決めたいからネクタイしような!』これくらいの声掛けが欲しいです。
こう言われると、機能面ではほぼ役に立たないネクタイでも、『よし、びしっと締めとくか!』くらいの気持ちになれます。
でも上記だと、相手側がノーネクタイのときちょっと気まずい、という方は、『相手がネクタイ有か無か聞いておいて』というのではなく、『こちらがネクタイしていくこと、相手にも伝えておいて!』くらいに言っていただくのが良いですね。
不毛なネクタイ議論に終止符を打つことで、働き方改革につなげましょう!