公務員と民間企業の文化の違い

商社マン

お疲れ様です。リトです🔦

今回は、公務員と民間企業の文化の違いについて触れたいと思います。

公務員と民間企業の違い自体は、過去記事でも取り上げていますが、今回は『文化』に焦点をあてて、私が感じた違いを書いて行きたいと思います。といっても、今回はちょっと軽めなトーンで違いについて触れていますので、気軽にサラッと流し読みいただくくらいで丁度良いかと思います!

それでは行ってみましょう!

公務員と民間企業の文化の違い

1.『役職呼び』vs『さん呼び』

まずはコレですね。読んで字のごとくですが、公務員時代は基本的に相手のことを役職付で読んでいました。『〇〇課長』『△△(課長)補佐』『××係長』などですね。

ときには、氏名のところは飛ばして、『課長』とだけ言う人もいましたね。

これが私にとっての普通になっていたのですが、商社に転職すると、少々違う世界感があり、面食らいました。

基本的に、相手のことを『さん』で呼ぶという文化です。話すとき、メールを打つときのどちらもです。全ての民間企業で同じという訳ではないかと思いますが、割とそういう企業が多いと知って、少し驚きました。

風通しの良い職場を作る一環ということなのか、役職上の上下関係を意識しすぎにコミュニケーションを取ろうという姿勢が表れていますね。最初は慣れませんでした。

一方で、役職呼びの方が相手の所属や職位が一目で分かるので、転職者の立場としてはちょっと辛かったです。

最初は誰がどこの所属で、どのくらいの職位の方が、メール本文からすぐに読み取れず苦労しました。いまだにメールの宛先に限っては、『さん』より『役職』の方が実用的で良いなと思ってしまうのですが、私もちょっと古い人間なのかもしれません。。。。

2.書面と話し言葉のギャップ

次は書面と話し言葉のギャップについてです。このギャップが商社の方が公務員より大きいなと感じています。

まず話し言葉についてですが、商社の方は、ほぼ漏れなくリアルにルー大柴状態です。

例えばですが、オフィスにいるとこんな会話が聞こえてきます。

オフィスで聞こえてくる会話
  • ホープフリー、この案件がフライすれば今期の目標は達成できる。だけどこの案件のみにリライ オンするのはリスクなので、別のオプションも持っておくようにしよう』
  • 『事業のネイチャーは了解だが、やはりこのマーケットリスクが気になる人は多いだろう。事業をよく知らない人にもカンファタブルなリーズニングをちゃんと準備しておこう』
  • 『次のミーティングのアジェンダについて相談させてください。また、折角の機会なので、海外店のスタッフもインボルヴしてはどうかと考えています。』

どうでしょう?なかなかにルー大柴ですよね。横文字が混ざりすぎていてビビりました。

正直なところ、私は最初は全然慣れず、『なんか違う会社というか、違う社会に来たな』とすら感じました

今ではバリバリに馴染んでしまったので、私も同じような話し方をしております。。。笑

一方でなのですが、これが書面になると、だいぶ様相が違ってきます。

『1.』で触れたとおり、例えばメールの書き出しは『〇〇さん』から始まるのですが、その後は、モノにもよりますが、まぁまぁ固い表現が多いです。

まず漢字が多いですし、なかなかに慇懃無礼いんぎんぶれいな言葉遣いが多いです。なんというか、役所以上です。

『さん付け』って、そもそもはもっとフラットにコミュニケーション取ろうといことで始まったとはずなのですが、その部分以外は昔と変わっていないので、いかにも中途半端な対応をしている感じです。

このあたりも日本企業らしいといえばそうなのですが、中途半端な感じになるくらいなら、メールの方は役職書にした方が良いような気がしております。

おわりに

いかがでしたでしょうか?半分ネタみたいな部分もありましたが、やっぱり転職して別の会社に移ると、独特の文化の差ってありますよね。

これに慣れていくのも1つ転職者の大変なところです。私の場合は、国家公務員から総合商社のケースですが、他の転職者の声も聞いてみたいテーマですね。

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